USDTは日本で買える?国内対応と購入前の確認

国内でUSDTを買いたい人は、まず取扱いと登録を確かめてください。確認した金融庁の電子決済手段等取引業者一覧には、USDTの記載はありません。USDCの国内購入例と区別し、自分がUSDTを必要とする理由、送る先、日本円へ戻す先を購入前に整理しましょう。
情報確認日:2026年10月4日。登録一覧の対象日は2026年8月27日です。取扱い・ネットワーク・利用条件は、操作前にも公式資料で確認してください。
国内の登録一覧にUSDTはある?
金融庁の電子決済手段等取引業者一覧には、SBI VCトレードとCoincheckの2社が掲載され、取扱銘柄にUSDCなどが記載されています。USDTは、この一覧には掲載されていません。この資料を根拠に、国内でUSDTを日本円から買える事業者を案内することはできません。
具体的な国内購入例として確認できるのは、SBI VCトレードのVCTRADEサービスのUSDCです。日本円を入金し、販売所でUSDCを買う方法を案内しています。USDTとUSDCは名前が似ていますが、別の銘柄です。
登録は通貨の価値を国が保証したり、購入を推奨したりするものではありません。使いたいサービスの銘柄・機能も、登録の有無と分けて確認してください。
USDTが必要な使い道はある?
使いたいサービスや支払い先の公式案内がUSDTを指定しているなら、USDTを調べる理由になります。その場合も、相手の案内が本物か、日本居住者が利用できるか、受取条件と費用が分かるかを先に確認します。知名度だけでは、自分に必要かは決まりません。
| 目的 | 先に確かめたいこと |
|---|---|
| 特定のサービスで使う | 必要な銘柄はUSDTか。サービスと相手の確認、利用資格、対応ネットワーク。 |
| 米ドル連動の資産を持つ | USDTである必要があるか。国内の購入例、円での価格変動、売却・出金条件。 |
| 利回りを得たい | 貸出・運用の契約条件、返還されないリスク、途中で売却・出金できるか。 |
例えばSBI VCトレードのUSDC貸出は、通常の売買・保有とは別の契約です。分別管理の対象外で、原則として途中解約できない条件もあります。米ドルに連動する通貨を選ぶことと、利回りのある商品へ申し込むことを分けて考えましょう。
USDT・USDCの準備資産や発行元への償還条件を比べたい場合は、次の記事で確認できます。

購入前に、戻す先まで確かめよう
海外サービスや交換サイトが検索結果に出ても、画面を開けるだけで日本居住者が利用できると判断しないようにします。公式の提供条件、事業者の登録、本人確認、受取先、売却・銀行出金の条件を照合してください。金融庁は、無登録業者との取引や、登録業者を装う勧誘にも注意を促しています。
銘柄とネットワークは両方を合わせる
TetherはEthereumやTronなど、複数のネットワークでUSDTを発行しています。送る側と受ける側で、銘柄・ネットワーク・トークンの識別情報を照合します。発行元が対応していても、利用するサービスがそのネットワークを受け付けるとは限りません。
参考:Supported Protocols and Integration Guidelines|Tether
国内のUSDCの例でも、SBI VCトレードはEthereumのみを受け付け、別のネットワークでは反映・回復できないと説明しています。受取先のアドレスが表示されたことだけで、別銘柄や別ネットワークを送らないようにしてください。
参考:ユーエスディーシー(USDC)の入庫について|SBI VCトレード
Tetherの規約は、第三者がラップ・ブリッジした別のトークンを、発行元へ償還できるTetherトークンとは区別しています。「USDT」と表示される名前だけで判断せず、公式の識別情報と受取先の対応を確かめる必要があります。
発行元へ直接戻せばよいと考える場合も条件があります。Tetherの直接償還は最低10万米ドル相当で、本人確認などが必要です。少額で買ったUSDTを、誰でも直接日本円へ償還できるという意味ではありません。
参考:Fees|Tether

勧誘されて購入を急いでいる?
SNSやマッチングアプリで知り合った相手から、USDTを買って指定サイト・指定口座へ送るよう言われている場合は、購入を進める前に立ち止まってください。金融庁や国民生活センターは、暗号資産を送った後に出金できず、保証金・税金・認証料を追加要求される相談を紹介しています。
参考:SNSで勧誘される詐欺的な暗号資産の投資話|国民生活センター
画面の残高や利益、過去に少額を出金できたことだけでは、相手の信用を確認できません。追加支払いを要求されているなら、送金を止めてやり取りと取引記録を保存し、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110へ相談してください。
参考:SNSで勧誘される詐欺的な暗号資産の投資話|国民生活センター
自分で使いたくて調べている人は、最初に「何のために、どのサービスでUSDTを使うか」を一文で書き、その公式の利用条件と円への出口を確かめましょう。目的にUSDTが必要でなければ、購入を急ぐ理由はありません。勧誘を受けている人は、相手への送金より先に、相手を通さず相談できる窓口へつなげてください。






