ステーブルコイン決済はクレカ・PayPayよりお得?1,000円の買い物と店の手数料で比較
レジで同じ1,000円を払うなら、利用者にはクレジットカードもPayPayも十分便利です。それでも店がステーブルコインを導入する理由はあるのでしょうか。画面の新しさではなく、1回の会計で店からいくら出ていき、いつ売上を使えるかで比べる…つまり店舗目線に立つと、新しい決済が越えるべき線が見えます。
この記事は、2026年8月18日時点の情報をもとに作成しています。
1,000円の売上で、店が払う手数料はいくら?

公開されている手数料率の一例では、Airペイのカード決済料率は3.24%、PayPayは契約により1.60%または1.98%です。1,000円の会計ならカードは約32円、PayPayは約16〜20円です。利用者の画面には同じ1,000円でも、店の粗利益には毎回この差が残ります。
(15円…割り箸や紙ストローなどのサービスに影響がでるかも?)
ステーブルコイン決済の料金はサービスごとに違います。ネットスターズのStablecoin Payは0.98%を掲げ、HashPort Wallet for Bizは導入手数料・月額利用料ゼロと案内しています。何が無料で、交換・出金・ネットワーク費用を誰が負担するかまでそろえて比べる必要があります。ただ、一般的に消費者が負担する手数料は日本において珍しく、このあたりもステーブルコインが普及できるか、ポイントになりそうですね。
(ここでの手数料は、各ウォレットや決済サービスへお店が支払うサービスですよ!)
月商1,000万円なら、手数料率1%の差が月10万円になる

手数料が1%変わると、月商1,000万円の店でどこまで広がるのでしょうか。売上が大きい店ほど差も大きくなります。手数料率が3.24%なら約32万4,000円、1.60%なら約16万円、0.98%なら約9万8,000円です。単純計算では、カードとステーブルコインの差は月22万6,000円、年271万2,000円になります。
※この計算は、全売上が同じ決済へ移る想定です。端末費、振込費、交換時の差、返金対応、会計ソフト連携、人が覚える時間まで足せば差は縮みます。手数料が安いだけでなく、その節約が現場の追加作業を上回るかを試すのが実証の役目です。
| 決済の公開料金例 | 料率 | 1,000円 | 月商1,000万円 |
|---|---|---|---|
| Airペイ(カード) | 3.24% | 約32円 | 約32万4,000円 |
| PayPay | 1.60〜1.98% | 約16〜20円 | 約16万〜19万8,000円 |
| Stablecoin Pay | 0.98% | 約10円 | 約9万8,000円 |
各社の公開料金を使った単純比較です。契約条件、端末、振込、交換、返金、税を含む総費用は個別に確認してください。
手数料率1%の差が月10万円になると…アルバイトスタッフを1人確保できる程になってきますよね!
利用者が選ぶ理由は、”お得さ”だけで作れる?
店が安くても、利用者が円をトークンへ替え、秘密鍵を管理し、返金を待つなら広がりません。カードのポイントや不正利用補償、PayPayの使える店の多さは、すでに生活へ溶け込んだ強さです。ステーブルコインには、海外からそのまま払える、24時間送れる、条件付き返金を自動化できる別の価値が必要です。
(例えば、ポケモンカードが多く流通するeBayは様々な通貨でやり取りされていますが、ステーブルコイン普及すれば為替リスクが緩和されるかもしれませんね!)
逆に、今のアプリの裏側だけがステーブルコインへ変わり、利用者は円のまま、店だけ費用と入金時間を減らせるなら意識せず普及します。『クレカでよくない?』は否定ではなく、とても良い基準です。今の便利を越える答えが出たサービスから残るでしょう。
月商1,000万円の店で決済費用が年271万円減っても、利用者の価格や働く人の給料が変わらなければ、誰のための進化でしょうか。
原材料や人件費もあるので、そのまま値下げできる金額ではありません。それでも1日約7,400円の余白です。ランチ10食を50円安くする、忙しい時間に一人増やす、仕入先へ早く払う。そんな使い道まで見えると、決済のニュースが生活の話になります。手数料の数字は、最後に誰へ戻るかまで追いたいです。
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