ステーブルコインで億り人は目指せる?手取り25万円でシミュレーションしてみた
手取り25万円。家賃7万円、食費4万円、光熱・通信2万円、日用品と交際費4万円、貯金と予備費5万円。残った3万円を毎月、年利5%で増やせたら1億円へ届くのでしょうか。夢を笑わず、数字で最後まで走らせたうえで、利回りを止める現実も同じ表に置きます。
この記事は、2026年8月18日時点の情報をもとに作成しています。
毎月3万円・年利5%では、1億円まで約55年
どのくらいかかるのでしょうか。税金と手数料をいったん無視し、毎月3万円を年利5%で複利運用すると、10年で約466万円、20年で約1,233万円、30年で約2,497万円です。1億円へ届く目安は約55年。元本だけの積立より速いものの、数年で億り人になる計算ではありません。
毎月5万円なら約45年、最初に100万円を入れて毎月3万円でも約53年が目安です。1ドル連動の通貨自体が10倍になるのではなく、増える力は積立額、期間、利回りです。円安で円換算額が増えることはありますが、円高なら逆へ動きます。
年利5%を続けるには、誰かが収益を払い続ける必要がある
ステーブルコインを持つだけで5%が付くのでしょうか。通常は付きません。取引所のレンディングなら借り手、DeFiなら借入金利や取引手数料、キャンペーンなら運営会社の販促費が原資です。発行体が準備資産から得る利息が、保有者へそのまま届くわけでもありません。
5%を55年間固定できる前提は現実的ではありません。金利低下、貸出停止、借り手の破綻、スマートコントラクト事故、デペッグ、スプレッド、税金で手取りは変わります。生活費を削って利回りを追うより、収入を増やし毎月の積立額を上げる方が、計算への影響が大きいこともあります。
億り人の夢は、年利より家計の余白で近づく?
毎月3万円を無理なく残すには、家賃、食費、保険、通信費を払い、急な病気や引っ越しに備える現金も必要です。高利回りへ回したお金を必要な日に引き出せないと、カードローンや売却損で複利より大きな負担が生まれます。まず生活防衛資金を別にします。
そのうえで、年利5%の商品はステーブルコイン以外にもあるのか、円・ドルの預金、債券、投資信託、米ドルMMFと比べます。値上がりを狙う部分と送金に使う部分も分けます。1億円へ届かなくても、10年後に500万円近い選択肢が増えるなら、積立には暮らしを変える意味があります。
55年という数字を見たあとなら、同じ5%でも何を背負って受け取る利回りなのか比べたくなりませんか。
預金、債券、投資信託、レンディング、DeFiでは、元本の動き、引き出し、為替、貸出先が違います。『ステーブルコインだから高利回り』ではなく、5%を払う人と続かなくなる場面を並べてみる。億り人の夢を否定するためではありません。自分の55年を預けられる仕組みか、生活の目線で選ぶためです。
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