種類と特徴

RLUSDとは?SBIの取扱いと償還・送付の条件

RLUSDの発行者、SBIの取扱い、償還と送付の条件を確認する
admin

RLUSDは、Rippleの子会社が発行する米ドル連動型のステーブルコインです。日本ではSBI VCトレードが取り扱っています。ただし、発行者がドルへ戻す仕組みと、国内で売買・送付できる条件は別です。使う前に、購入先から円への出口まで確認しましょう。

情報確認日:2026年10月4日。SBI VCトレードの取扱い・制限とRippleの公式資料を確認しています。対応ネットワーク、上限、料金、利用資格は操作前にも確認してください。

Ripple、発行者、SBIは何をする?

発行者はStandard Custody & Trust Company LLCで、Rippleの子会社です。RLUSDは米ドルとの1対1の価値を目指します。Rippleのサービス、発行者の準備資産、SBIの販売所を分けて見ると、どこへ何を確認するかが分かります。

確認する相手確認する内容
発行者準備資産・直接償還・トークンの条件
Rippleのサービス機関向けの発行・償還・管理機能
SBI VCトレード国内の売買・入出庫・金額制限

参考:RLUSD Transparency・準備資産と検証報告|Ripple

参考:Ripple Mintの機能・発行と償還|Ripple

参考:RLUSDの取扱い・入出庫と制限|SBI VCトレード

RLUSDを買うことは、Rippleの株式を買うことでも、XRPを買うことでもありません。同じ会社やネットワークの名前が出ても、価格が何に連動する資産なのか、どんな権利が付くのかを分けて確認します。

日本では、どこで何ができる?

SBI VCトレードは2026年6月24日にRLUSDの取扱いを開始しました。販売所での売買と入出庫を案内しています。同社の案内は、BITPOINTサービスでの取扱いではないことも明記しています。SBIグループの名前だけで利用できる口座を判断しないでください。

参考:RLUSD取扱い開始のお知らせ・2026年6月24日|SBI VCトレード

XRP Ledgerへ送れる?

確認したSBIの入出庫対応は、Ethereumのみです。XRP Ledgerへの対応は今後の予定とされています。Ripple側で複数のネットワークが案内されていても、SBIの送付・受取対応がすべて同じになるわけではありません。

参考:RLUSDの取扱い・入出庫と制限|SBI VCトレード

受取先が指定する銘柄、ネットワーク、アドレスを送付画面と照合します。「RLUSDを扱う」だけでは確認が足りません。使いたい先へ送れることと、円へ戻せることの両方を、購入前に確かめましょう。

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100万円の制限と24時間受付は?

SBIの案内には、1回の売買・出庫が100万円相当額以下、保有上限が100万円相当額という制限があります。連続する取引も制限の対象と説明されているため、取引を分ければ自由に上限を超えられるとは考えません。円換算の扱いと口座内の残高を確認します。

参考:RLUSD取扱い開始のお知らせ・2026年6月24日|SBI VCトレード

100万円相当額を超える入庫については、残高反映までに時間がかかる場合があるとされています。出庫には審査等があり、土日祝日などにも遅れる場合があります。売買や入出庫の受付時間を、送付先への即時着金の保証に読み替えないでください。メンテナンスや停止条件も確認対象です。

参考:RLUSDの取扱い・入出庫と制限|SBI VCトレード

1RLUSDを、いつでも1ドルへ戻せる?

Rippleの規約は、発行者側の顧客アカウントを持つCustomerと、単にトークンを利用するUserを分けています。直接購入・償還には顧客としての条件があり、第三者の取引サービスで売るときはそのサービスの価格と費用が適用されます。保有だけで、誰でも即時に米ドルを受け取れると判断しません。

参考:Stablecoin Terms・発行と償還の条件|Ripple

日本円へ戻す場合は、ドル円相場も関係します。ドルに対する価格が変わらなくても、円高なら円換算額は下がり得ます。預金保険の対象外というトークンの条件、発行者や取扱事業者のリスク、停止・凍結の条件も合わせて読みます。

参考:電子決済手段の契約締結前交付書面|SBI VCトレード

参考:Stablecoin Terms・発行と償還の条件|Ripple

手数料無料なら、総費用もゼロ?

SBIはRLUSDの入出庫手数料を無料と案内しています。一方、販売所の買値と売値にはスプレッドがあります。外部ウォレットの操作、他のサービス、銀行への円出金まで含めた費用がすべて無料になるわけではありません。購入価格、送付先の受取条件、売却後の円の手取りを同じ金額で比べます。

参考:RLUSDの取扱い・入出庫と制限|SBI VCトレード

参考:電子決済手段の契約締結前交付書面|SBI VCトレード

準備資産の報告と利益はどう見る?

Rippleは準備資産の情報と月次の独立した検証報告を公開しています。2026年8月の報告は、8月17日・31日の午後5時(米国東部時間)の発行残高と準備資産に関する経営者の主張を対象にし、9月29日付で報告されています。読むときは、対象日時と検証範囲を合わせて見ます。

参考:RLUSD Transparency・準備資産と検証報告|Ripple

参考:2026年8月 RLUSD検証報告|Ripple・Standard Custody & Trust Company

ある時点の準備資産の検証を、会社の全事業の監査や将来の安全性の保証へ広げないでください。また、規約は準備資産の収益が発行者に帰属する条件を説明しています。RLUSDを持つだけで、その運用益が自動で保有者へ分配されるとは考えません。

参考:Stablecoin Terms・発行と償還の条件|Ripple

ほかの米ドル連動型の銘柄を比べる場合も、準備資産だけでなく、国内で使う入口、送付条件、ドル・円への出口を並べて確認します。

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自分の用途で、何を確かめよう?

まず、「誰へ、何のために送り、受取側は何で使うか」を決めます。送付するRLUSDのネットワークが一致するか、金額の制限内か、総費用はいくらか、最後に円へ戻せるかを順に確認してください。受取側が円を必要とするなら、トークンの移動時間に加え、売却と銀行への着金までを見ます。

企業向けのRipple Mintには発行・償還・管理をまとめる機能があります。ただし、その機能説明だけから、個人の送金がいつでも安く速くなるとは断定できません。今の銀行振込等と比べるときも、同じ送付額と最終受取額、所要時間、記録を残す手間をそろえて判断しましょう。

参考:Ripple Mintの機能・発行と償還|Ripple

使いたい相手やサービスが決まっていなければ、まずSBIの公式対応表と見積もり画面を読むところから始めます。必要な機能と円への出口が確認できてから、RLUSDを選ぶ意味を考えてください。

まいのプロフィール
まい
まい
やさしいステーブルコイン編集部
新しい投資の話を聞くと、つい気になってしまう「まい」です。 いつか資産を大きく育てたい。でも、よく分からないまま話題に飛びつくのはちょっと怖い。そんな気持ちから、ステーブルコインについて調べ始めました。 このサイトでは、ステーブルコインとは何かという基礎から、USDT・USDC・JPYCなどの仕組み、国内取引所での買い方、運用方法、税金やリスクまで、公式情報を確認しながらやさしく解説します。 「普通の銀行振込じゃだめなの?」「価格が上がらないのに、どうやって儲けるの?」と引っかかったことは、管理人のあとがきにそのまま残します。 一緒に知って、比べて、自分に必要な投資なのか考えていきましょう。
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